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ウェディングドレスに合わせる靴の選び方とそのポイント

2024.09.21
花嫁のお役立ち情報

ウェディングドレスを選ぶとき、ドレスのデザインやアクセサリー、小物のことは気にかける方が多いと思いますが、靴はどうでしょうか? 「ドレスで隠れてしまうし、それほど重視していない」という声も聞こえてきそうです。しかしウェディングドレスでは、靴選びもとても大切。その理由や、ウェディングドレスに合わせる靴の選び方について解説します。

ウェディングドレス用の靴「ブライダルシューズ」とは

ウェディングドレス用の靴を「ブライダルシューズ」または「ウェディングシューズ」といいます。文字通り、ウェディングドレスを着用した新婦が履く靴(ハイヒール、パンプス)ですが、履ければどんな靴でもよいというわけではありません。ブライダルシューズには、トータルでウェディングドレスの見栄えをよくするという役割があります。つまり、どのようなウェディングシューズを選ぶかで、全体の印象が大きく変わるということです。

ちなみに、ひと昔前までのウェディングシューズは、ドレスを着たときのみに着用するものでした。そのためデザインも限られていましたが、近年は、結婚式での着用後にデイリーで履けるタイプも増え、バリエーション豊かになっています。

ウェディングドレス用の靴の形やデザイン

では、ウェディングドレス用の靴とはどのようなものなのでしょうか。靴を選ぶときの参考情報をお伝えします。

ヒールの高さとドレスの見栄え

まずは、ヒールの高さです。ヒールの高さによってドレスの見栄えが左右されることを覚えておきましょう。例えば、ある程度のヒールがある靴を履くことを想定してデザインされたドレスがあったとします。このドレスに、ローヒールの靴を合わせてしまったら……デザインの良さが生かされないだけでなく、裾ももたつくなどして残念なシルエットになってしまうでしょう。

プリンセスライン、Aライン、マーメイドライン、エンパイアラインといったドレスのシルエットや丈を考慮し、合うヒールの高さを選びましょう。

新郎との身長差に注意

靴を選ぶときは、新郎との身長差を意識してヒールの高さを考えることもポイントです。理想の身長差は10cmといわれています。そこまでは厳密に考なる必要はないかもしれませんが、ふたりが並んだときに、明らかに新婦の頭が飛び出してしまうような高さは避けたほうがよいでしょう。

どうしてもヒールの高い靴が履きたいという場合は、新郎の靴もヒールのあるものにする、上げ底で身長が高く見える設計のものを履くといった調整も可能です。

ヒールの形・デザイン・色

歩くときや階段の上り下りなど、新婦には後ろ姿が人に見られるシーンが、思いのほか多くあります。そう考えると、ヒールの形やデザインも重要といえるでしょう。特に、トレーンと呼ばれる裾部分が短いドレスを着用するなら、形やデザインに凝ったヒールの靴を選ぶことは必須かもしれません。例えば、ラメやビジューをあしらったヒールなら、ライトが当たったときにきらびやかな光を放ち、ドレス姿の新婦をゴージャスに引き立ててくれます。色はウェディングドレスに合わせます。白いウェディングドレスなら白、カラードレスなら近い色のハイヒール、パンプスにすると統一感があっておしゃれに見えるでしょう。

ドレスに合わせて、ヒールの形やデザイン、靴も検討してみましょう。

つま先の形・デザイン

ヒールが目立たないデザインのドレスでも、歩くときや階段の昇降で、つま先が顔をのぞかせるケースは多いもの。そう考えると、つま先のデザインも大切です。

大きなリボンやグリッターでアクセントをつけたもの、清楚なレース素材、全体にラメを施してきらびやかなものなど、さまざまなデザインがあります。ドレスの雰囲気に合うトータルコーディネートを意識して、選んでみましょう。

ウェディングドレスに合わせる靴選びのポイント

ウェディングドレスの靴は、レンタルすることもできますし、既製品の購入、あるいはオーダーメイドで用意することもできますが、いずれの場合も、次のポイントを押さえるとよいでしょう。

歩きやすさと快適さ

チェックしたいことの第一は、歩きやすいこと、そして長時間でも快適に履いていられることす。

結婚式であってもフォトウェディングであっても、ある程度の時間は靴を履いて過ごさなければなりませんし、歩いたり動いたりする場面も多々あります。そのようなときにサイズが合わない靴では、つらい思いをするだけです。

必ず試着をして、必要な場合は調整してもらいましょう。「ちょっと痛いけど大丈夫かな」というような無理は禁物です。

二足以上用意しておくメリット

どうしても一足に決められないという場合は、二足以上用意しておいてもよいでしょう。歩くことの多い結婚式や披露宴で履く靴と、写真撮影用で履く靴を変えることができます。シーンに合わせた靴を着用すれば、より花嫁姿も引き立つはずです。

結婚式や撮影後の使い道

購入、あるいはオーダーメイドする場合は、結婚式や撮影が終わった後の着用シーンを想定して選ぶことも方法です。

近年はファッションも自由になり、その波はウェディング業界にも広がっています。ブライダルシューズでは、サンダル、ミュール、スニーカーも選択肢になるほど。1回きりの着用ではなく、その後も活用したい場合は、活用シーン優先で考えてみてもよいかもしれません。

ウェディングドレスを着用する際は、靴選びも大切なポイントです。後悔することのないように、準備を進めましょう。

なお、前撮りやフォトウェディングを手がけるstudio clori.【スタジオクロリ】では、さまざまなドレス、ドレスに合った靴をご用意しています。もちろん、ご相談も可能です。どうぞ、お気軽にお問い合わせください。

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