結婚式の前撮りはいつがいい？ 注意点も解説

結婚式という特別な日を迎える前に、ウェディングフォトを撮影する「前撮り」。撮りたい写真や着てみたいドレスのイメージはあるけれど、撮影をいつ行うのか、どのくらい前に予約を入れるのか、何を準備したら良いのかなどが分からない方は多いのではないでしょうか。
ここでは、結婚式の前撮りを行う時期と、予約のタイミング、注意点などをご紹介します。

結婚式の前撮りはいつがいい？

結婚式の前撮りは、挙式日の3ヶ月〜2ヶ月前に行うのが理想的です。挙式直前は準備や打ち合わせなどでバタバタと忙しくなるため、ゆったりと落ち着いて撮影に専念できる前撮りのメリットが薄れてしまいます。コンセプトを決めたり、こだわりを詰め込んだフォトウェディングにしたかったりする方は、余裕を持って予約をするほうが良いでしょう。
また、前撮りの写真をウェルカムボードやオープニングムービーなど、結婚式や披露宴の演出で使いたい場合などは、納品までに時間がかかることも考慮して予約を入れましょう。データの受け渡しやアルバムの完成までにどのくらいかかるのか、事前に確認しておくことも忘れずに。
また、観光地やビーチ、公園などのロケーション撮影を希望する場合には、その撮影場所のベストシーズンを選ぶと良いでしょう。屋外での撮影のオススメ時期は春か秋。桜や紅葉など美しいロケーションで撮影できるだけでなく、暑さや寒さの心配がないからです。とはいえ、前撮り撮影の需要が下がる夏や冬は、フォトスタジオによっては撮影料金が安いプランを用意しているところも。費用を抑えてお得に前撮りをしいたいという方は、選択肢に加えてみても良いかもしれません。

結婚式の前撮りの予約はいつ入れる？

撮影したい時期やロケーションが決まったら、できるだけ早く予約を入れましょう。撮影希望日に近づくほど予約が埋まってしまう可能性が高くなるからです。
特に、ロケーション撮影を希望する場合には予約のタイミングは重要です。特に、桜や紅葉の名所や観光地など人気の撮影場所は、予約が早く埋まってしまうため注意が必要でしょう。
場所によっては撮影許可の申請が必要なところもあり、「撮影日の〇週間（ヶ月）」と申請期限が決められているところもあるため、候補地が決まった段階で撮影を依頼するフォトスタジオなどに相談してみるのが安心です。

前撮りをするにあたって決めておくべきこと

ロケーションやセット、ヘアスタイルなどにこだわった撮影ができる前撮りですが、何から準備をしたら良いのか分からないという方もいらっしゃるはずです。ここからは、前撮りをするにあたって決めておくべき4つの項目を紹介します。

撮影時期

前撮りは結婚式の3ヶ月〜2ヶ月前に行うのが一般的ですが、紅葉や桜、冬のイルミネーションなど撮りたい写真によっては、その範疇ではありません。まずはどのような写真に仕上げたいのか、どのようなロケーションで撮りたいのかを二人で相談した上で、撮影時期を決めましょう。
家族や友人も一緒に写真を撮る場合には、みんなが参加しやすい時期にするのもオススメです。

スタジオ撮影とロケーション撮影どちらにするか

前撮りの撮影をスタジオにするのか、ロケーションにするのかによって準備や手配すべきことが変わってきます。
スタジオ撮影は天候や気温に左右されず撮影することができ、料金も比較的リーズナブルです。
一方、ロケーションは美しい景色や思い出の場所などで季節感のある写真を撮ることができ、二人の愛あふれる特別な瞬間をロマンチックに切り取ることができるでしょう。それぞれのメリットとデメリットをしっかり理解した上で決めることが大切です。

二人の衣装

前撮りは、結婚式当日とは異なる衣装を選べるのも大きな魅力のひとつ。結婚式でウェディングドレスを着る場合は、前撮りで和装に挑戦してみたりカラードレスを選んでみたりするのも素敵です。予算と相談しながら決めていくと良いでしょう。

予算

前撮りは、衣装やヘアメイク、ロケーション、撮影小物などにとことんこだわることができる反面、大がかりになるほど予算は高くなるのが一般的です。前撮りをすることに決めたら、まずはどのくらいの予算に収めるのかを決めましょう。どのような写真にするのかによって費用は異なりますが、スタジオ撮影の場合は10万～15万円程度というのがひとつの目安になります。ロケーション撮影の場合はやや費用が高く15万〜20万円ほどです。

前撮りの注意点

前撮りの注意点としては、まず予約は早めに入れるということ。特に人気のフォトスタジオや撮影場所などは予約がすぐに埋まってしまうため注意が必要です。家族や親戚、友人など一緒に写真を撮りたい人がいる場合には、予定を調整してもらわなくてはいけないため、早めに連絡を入れましょう。また、ロケーション撮影をする方は、雨など天候が悪くなってしまった場合の対応も確認しておくことが大切です。撮影が延期になると、衣装の延長料金が発生することもあるので気をつけましょう。

前撮りは、結婚式とは別日に時間を確保することで、余裕を持って記念撮影ができるのが魅力です。最近は多くのカップルが結婚式の前撮りを行うため、予約など早めに準備を始めましょう。