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フォトウエディングにおける家族の服装は?

2023.12.01
フォトウェディングの基礎知識

写真だけの結婚式であるフォトウエディング。「参加するのは新郎新婦のみ」と思われがちですが、実は家族と一緒に撮影することができることをご存じでしょうか。

フォトウエディングは家族との素敵な想い出づくりにもなり、集合写真も撮れるなどメリットもたくさん。とはいえ、新郎新婦以外はどんな服装で参加したらいいのか、わからない方も多いかもしれません。この記事では、家族がフォトウエディングに参加する際に、服装についてどんなことに気を付けたらいいかポイントを説明します。

フォトウエディングとは

フォトウエディングとは、一般的な挙式や披露宴は行わず、好きな衣裳を着用して、好きな場所で結婚の記念撮影のみを行うことを指します。フォトウエディングを選ぶ理由は、「結婚式の代わりに記念を残したい」「授かり婚や再婚などの理由で派手な挙式を避けたい」「挙式をする時間や資金に余裕がない」「色々な婚礼衣装を着たい」など、カップルによってさまざまです。

フォトウエディングは、こうした多様化する結婚式のニーズに柔軟に対応できる、新しいウエディングスタイルであるともいえるでしょう。

フォトウエディングについては以下の記事でも詳しく解説しています。
フォトウエディングとは? メリット・デメリットを徹底解説

家族と一緒に撮るフォトウエディングの魅力

家族と一緒に撮るフォトウエディングの最大の魅力は、何といっても「大切な家族に、リアルタイムで晴れ姿を見せられる」という点です。やはり実際に間近で見るウエディング姿の感動は何にも代えられません。その他、両家の顔合わせを兼ねられたり、きちんとした家族写真を撮影できたりと、多くのメリットがあります。

家族と一緒に撮るフォトウエディングの魅力や注意点について、より詳しく知りたい方は、ぜひ関連記事の「フォトウエディングに家族・両親も呼ぶときのポイント」も併せてご覧下さい。

フォトウエディングにおける家族の服装の基本

フォトウエディングにおける家族の服装については、明確なルールはありません。フォーマルか平服(カジュアル)か、なるべく具体的でわかりやすいドレスコードを新郎新婦から指定しましょう。いざ現場で様々な格式の装いが混在してしまうと、参加者が気まずく感じることもありますし、写真の見栄えにも影響しかねません。

服装について、ドレスコードの統一以外に注意したい点を以下にまとめました。

季節やロケーションに合わせた服装

スタジオの外で撮影するロケーションフォトの場合は、季節に応じた気温や天候の変化に対応できるような服装の準備が必要です。また、ロケーションとのバランスも重要です。例えば海辺にフォーマルすぎるドレスとハイヒールでは、歩きづらい上に写真としても違和感があるかもしれません。ロケーション地の情報や撮りたい写真の雰囲気をあらかじめ伝えておくと、服装が選びやすくなります。

カラーコーディネートのポイント

新郎新婦よりも目立ちすぎない色合いで、男女ともに、黒・紺・グレーなどの落ち着いた色が無難です。女性の場合は明るめの色(白や白っぽく見える色を除く)を選ぶと、全体の雰囲気が華やぐのでおすすめですが、新婦のカラードレスと色がかぶらないように気を付けましょう。また、肌の露出が多いものや、派手な柄は避けるようにします。

アクセサリーや小物の選び方

参加者のアクセサリーは白い真珠、婚約・結婚指輪、シンプルで上質なジュエリーであれば問題ありません。真珠以外の白っぽいアイテムや、華美すぎるアクセサリー、また、レザーやファー、ウールなどのカジュアルな素材はNGとされています。

服装が黒などの場合は、小物を明るいものにして、全体が暗くなりすぎないようにしましょう。

【年齢別】フォトウエディングにおける家族の服装の選び方

フォトウエディングに家族や親族が参加する場合、年齢層がバラバラになることもあります。そのような場合に気を付けたいポイントについて説明します。

なお、以下についてはフォーマルを想定しているため、新郎新婦の希望で平服(カジュアル)にする場合には、この限りではありません。その場合は、新郎新婦から具体的な平服のイメージを伝えるようにしてください。

子供や赤ちゃんの服装のポイント

男の子であればタキシードやスーツ、女の子はワンピースやドレス、振袖が良いでしょう。制服のある学校に通っている場合は、制服で参加しても構いません。また、赤ちゃんに限っては白い服でもOKです。おしゃれなベビー服やベビードレスを着せてあげましょう。また、新郎新婦自身のお子様が参列される場合は、新郎新婦の服装と一部お揃いにするなどしても良い記念になります。

中高年の家族の服装のポイント

新郎新婦の両親は、正礼装が基本です。父親は燕尾服、モーニング、タキシード、和装であれば黒五つ紋付き羽織袴で、母親は黒留袖やロングドレスを着用します。新郎側と新婦側の両親の格式を揃えることが基本です。その他の中高年の家族は準礼装や略式礼装とし、格式が両親を超えないようにします。その場合、男性であればブラックスーツやディレクタースーツ、女性はドレスやワンピース、着物などがおすすめです。

高齢の家族の服装のポイント

高齢の家族も中高年の家族と同様に、新郎新婦の両親より少し控えめなセミフォーマルで、男性であればブラックスーツやディレクタースーツ、女性はドレスやワンピース、着物などがおすすめです。祖父母の場合は、新郎新婦の両親と同様に正礼装であっても構いません。なお、高齢の家族の場合は、マナーよりも体調を優先すべきという考え方もあります。撮影の間、ラクに過ごせるような服装を事前に相談することをおすすめします。

フォトウエディングに大切な家族を招くことは一生の素晴らしい想い出となります。集合写真も素敵なものにしたいですね。そのためには、参加者全体の服装にバランスが取れていて、違和感がないことが大切です。家族の服装についてもしっかり検討・相談して、参加者の皆様にも喜んで頂ける最高の写真を撮りましょう。

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