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フォトウェディングとは? メリット・デメリットを徹底解説

2023.06.05
フォトウェディングの基礎知識

近年、注目が集まっているフォトウェディング。簡単に言えば「写真だけの結婚式」で、一般の結婚式に比べれば、費用はグッと手頃な上、準備の手間もほとんどいりません。それでいて一生の素敵な思い出を残すことができるとあって、幅広い層のカップルからとても人気があります。

ここでは、フォトウェディングとは何か、そのメリットと、知っておきたいデメリットも合わせて詳しく解説します。

フォトウェディングとは

フォトウェディングとは、一般的な挙式や披露宴は行わず、好きな衣裳を着用して、好きな場所で結婚の記念撮影のみを行うことを指します。

フォトウェディングが選ばれる理由は、

  • 結婚式はしないが、結婚式のかわりとなる記念を残したい
  • 親の希望(ウェディングドレス、白無垢等を見たい)
  • 結婚式とは違う衣裳をきたい
  • 結婚式よりも新生活にお金を回したい
  • 結婚式の準備をする時間がない
  • 授かり婚なので長時間の結婚式は不安
  • 再婚なので派手な挙式はしたくない
  • かつて結婚式をしそびれたのでドレスだけでも着たい
  • 感染症対策を考慮して、人が集まることは避けたい

など、本当にさまざまです。

また、一般の結婚式とは異なり写真撮影だけに集中できるので、とことん2人だけのこだわりを詰め込み、映画から抜け出たような素敵な写真を残すことができるのも、人気の秘密です。

フォトウェディングのメリット

フォトウェディングの魅力は、新郎新婦を中心にごく限られた人数で行うため、多種多様なニーズに柔軟に応えられるところです。
ここからは、フォトウェディングのメリットを、具体的に見ていきましょう。

費用負担が少ない

一般の結婚式(挙式及び披露宴)にかかる費用は、平均的なプランで300万円(招待客50人程度)くらいが相場と言われています。一方、フォトウェディングの費用は、数万円から20万円以内に収めるカップルが大半です。

結婚式にまとまった金額を用意することが難しい、また、結婚式よりも新生活やハネムーンにお金を回したいなど、結婚式に費用をかけたくないカップルにとっては、ぴったりのスタイルです。

準備の手間が少ない

一般的な結婚式では、招待状や席順、料理や引出物の検討、当日の進行スケジュール、衣裳やヘアメイクなど、準備がもりだくさん! 新郎新婦は式場に何度も足を運び、担当者と打合せをしなければならず、やはり大きな負担です。一方、フォトウェディングはプランに沿って撮影場所や衣裳、ヘアメイクなどを決めれば済んでしまいます。打合せは、事前に1~2回あれば十分でしょう。

こだわりのロケーション、スタイルで撮影できる

フォトウェディングは、専用スタジオで行う撮影が基本ですが、希望に応じて屋外や他の建造物を利用する、いわゆる「ロケーション撮影」も可能です。

ロケーションは、海辺や森林などのリゾート地、桜や紅葉などのスポット、有名観光地、美しい夜景などが人気です。2人にとって特別な思い出の場所なども、撮影可能な場合がありますので相談してみましょう。

また、スタジオ撮影も、映画スタジオ並みに本格的なセットが用意されているところもあります。いろいろな撮影会社のスタジオを、比較検討してみるのも良いですね。

時期を自由に選べる

結婚式で大変なのは、何か月も先の予定を見越して、日程を決めなければならないところではないでしょうか。さらにゲストの都合や季節、お日柄まで考えながらすり合わせるのは本当に一苦労です。

フォトウェディングならば、新郎新婦の都合だけで日程を決めることができます。また、希望した日に空きさえあれば、直近でも問題ありません。屋内のスタジオであれば、季節や天候を気にする必要もないのが嬉しいところです。

思い出を形にして残せる

いわゆる本格的な結婚式まではしなくてよいものの、結婚時の思い出が何もないのは寂しい、ドレスだけは着てみたいわ、と思う方は多いのではないでしょうか。新郎新婦の記念としてはもちろんのこと、子どもの晴れ姿を見たいと希望される親御さんは多いものです。フォトウェディングで喜びを分かち合えることは、ご家族やご友人からもとても喜ばれることでしょう。

フォトウェディングのデメリット

メリットの多いフォトウェディングですが、一方ではいくつかのデメリットもあります。こうした点も十分考慮して、検討してみてください。

撮影場所によっては天候の影響を受ける

屋外のロケーション撮影は、天候の影響を受けやすいというデメリットもあります。季節によって向いていない場所はムリに選ばず、また、当日悪天候の際はどうするかなど、あらかじめ撮影会社側としっかり確認をしておきましょう。

親戚や友人、知人への結婚報告は別途行う必要がある

フォトウェディングには、挙式・披露宴という、リアルタイムの「お披露目」の機会がありません。そのため、親戚や友人、知人には、結婚報告を別途行う必要があります。
フォトウェディングの撮影データを使用して、結婚挨拶はがきを作成するのもおすすめです。

両親、義両親の理解が得られない可能性がある

フォトウェディングは比較的新しいウェディングスタイルであるため、ご両親やご年齢が上のご親族からは理解が得られずあまり良い顔をされない可能性もあります。しかし、近年フォトウェディングは徐々に定番のスタイルとして浸透しつつあります。本記事なども参考に、ぜひご両親には丁寧にご説明し、祝福して頂けるようにじっくりとお話し合いをしてください。

フォトウェディングとウェディングフォトは別物?

「フォトウェディング」と「ウェディングフォト」はよく似た呼び名ですが、全くの別物です。

ウェディングフォトは、結婚式を挙げることを前提に、その前後に別途写真を撮影することを指します。結婚式や披露宴の前に撮影することは「前撮り」、後に撮影することは「後撮り」と呼ばれます。挙式当日は何かと慌ただしく、十分な写真撮影ができない可能性があるため、前撮りや後撮りで落ち着いて写真撮影をしたいと希望するカップルが増えています。また、結婚式とは違う衣裳を着られる、ロケーション撮影ができるなども、ウェディングフォトの人気の理由です。

チャペル風スタジオでのフォトウェディング撮影もオススメ!

フォトウェディングには単に写真を撮影するだけではなく、さまざまなプランが用意されているところもあります。たとえばstudio clori.(スタジオクロリ)では、チャペル風のスタジオをご用意していますので、新郎新婦に加え、ご家族やご友人もお招きして、挙式を模した簡略的なセレモニーを実施することもできます。もちろん、そのまま皆様で写真撮影も一緒にして頂けます。挙式のような臨場感と感動を、大切な方々と分かち合うことのできるプランとして、ぜひおすすめです。

まとめ

結婚式まではしなくてもいいけれど、何か記念を残したい、ドレスだけは着てみたい、などと希望するカップルに大人気のフォトウェディングは、メリットももりだくさん。プランによっては数万円から、映画のワンシーンのような素敵な写真を残すことができますよ。

ウェディングフォトスタジオ「studio clori.」のご案内

studio clori.(スタジオクロリ)はAmbihone株式会社が運営するウェディングフォトスタジオです。
フォトウェディングや前撮りなどにおけるスタジオ撮影、ロケーション撮影を検討中の方はぜひご相談ください。さまざまなプラン、オプションをご用意しています。

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